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導入事例
株式会社インテリックス様

renovexMANSHION 災害や障害に影響されない安定したシステム運用を重要視
Hyper-Vによるプライベートクラウド構築により、情報システム業務
の大幅な負担軽減とリスク回避を実現

マンションに「リノベーション(再生)」という価値を付加することにより、中古マンションの円滑な流通推進を展開される株式会社インテリックス様。 データセンターへのハウジング移設検討にともない、イーツの「プライベートクラウド」をご採用頂きました。この度、株式会社インテリックス 情報システム部長 松坂様、ならびに情報システム部主任 波多江様に、新たな社内基盤としてのプライベートクラウド導入の経緯についてお話を伺いました。

中古マンションに「リノベーション(再生)」という付加価値を
はじめに、御社および事業内容について簡単にお聞かせ頂けますでしょうか?

当社は1995年の設立後、首都圏を中心に築年数の経過した中古マンションを1戸単位で取得し、グループ会社を通じてリノベーション内装を施した後《リノヴェックスマンション》というブランド名で、アフターサービス保証を付帯し販売しています。毎年マンションストックが増加する中、中古マンションに「リノベーション(再生)」という新たな価値を付加することにより、中古マンションの円滑な流通を推進する事を目指しています。

おかげさまで、2014年11月末までのリノヴェックスマンション販売累計戸数は15,000戸超の実績を頂きました。一般的な中古マンションのリフォームとは異なるリノベーションマンションは、最長10年のアフターサービス保証により、これまでの中古マンションにはない安心感も当社の特長となっています。

天災や障害に影響されない安定したシステム運用の重要性
当時の御社の課題と、当社データセンターをご採用頂いた理由を教えて下さい。

今年、創立20周年を迎えるにあたり、15年前に業務用サーバ1台からスタートし、現在では自社のサーバ室内にて15台を設置・運用するまでに至りました。同時に、落雷での停電、毎年の法令点検による停電、室温コントロール制御障害等、多くの問題を解決する必要がありました。

その折、東日本大震災を契機にデータセンターへのサーバ移設の検討を始めました。選定にあたっては、約20社以上のデータセンター事業者から情報収集を行い、最終的に3社に絞った頃、御社の営業さんから電話を頂きました。データセンター紹介の中で、最新設備かつ都心にも近く、電気容量に充分な余裕が見込めることから、選定外でしたが、急遽お話を伺う事に決めました。

Hyper-Vによる仮想化構築の全てをイーツにお任せ
株式会社インテリックス 情報システム部/部長 松坂 精基 様 情報システム部主任 波多江 青児 様プライベートクラウド構築までを移設と一括で実施できた理由を教えて下さい。

もともと検討の当初は、データセンターへの移設が目的でした。しかし、話を進めて行く中で、御社から「単純な移設にとどまらず、Hyper-Vによるプライベートクラウド構築を目指すのはどうか?」と言うご提案を頂き、より安定したシステム構築の為、積極的に検討を進めました。

Hyper-Vは、保有するMicrosoft資産との親和性も高く、我々も3年前から運用していましたが、オンプレミスからSystemCenterを活用したクラウド環境構築に関して躊躇いもありました。しかし、ご提案内容と、営業や技術の丁寧な顧客サポートの姿勢、高い技術力を肌で感じ、当初より予算を増額し、老朽化したサーバの入れ替えとプライベートクラウド構築の全てをイーツさんにお願いしました。

結果からすれば、改めてこの選択をして良かったと思っています。単なるデータセンター事業者では、(プライベートクラウド設計・構築まで含む)ここまで広範囲の対応は難しいでしょうし、大手SIer等を利用すれば高額な費用が見込まれます。イーツさんはコストパフォーマンスも良く、構築引き渡し後も様々なアドバイスやサポートを頂ける点も大変評価しています。

情報システム業務の大幅な負担軽減とリスク回避を実現
導入後の効果があげるとすれば、どういった点でしょうか?

第一に、 Hyper-V とWSFC(Windows Server Failover Clustering)の組合せで、自然災害やサーバ障害による業務へのリスクが大幅に軽減されました。業務システムの全てをこの仮想環境へ移行した事で、パブリッククラウドサービス利用などの選択肢も増えました。加えて、イーツマネージドサービスの利用により“サーバの監視“や”障害の早期発見”が可能になったことで、情報システムの負担軽減にも繋がりました。

最後に、今後の貴社展望等をお聞かせ下さい。

今回はインフラ整備を重点的に改善し、災害やシステム障害に対応しましたが、今後は情報の流出や外からの攻撃に対するセキュリティ強化を進めると共に、タブレットやスマートフォンを利用した、外部から安全に利用できる社内システム環境整備の推進を考えています。


システム構成図

システム構成図

企業情報

企業名 株式会社インテリックス
株式会社インテリックス
設立日 1995年7月17日
資本金 22億9百万円
従業員数 145名
URL http://www.intellex.co.jp/
事業概要 首都圏を中心に、中古マンションを素材として仕入れ、「リノベーション(再生)」をキーワードに付加価値を高める内装工事を施し、良質な社会ストックとして再び社会に提供。リノベーションによる中古マンションの円滑な流通の促進を目指されています。

(※)本導入事例は2015年1月時点のデータに基づいて作成されております、本記載内容についてご不明な点は株式会社イーツまでお問い合わせ下さい。

(※)記載の会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。